マミヤUってなに?

マミヤUは、昭和56年（1981）にマミヤ光機株式会社(当時)が発売したコンパクトな35mmカメラです。
昭和54年発売のオリンパスXAに端を発するカメラのコンパクト化(カプセル化)の流れに便乗したようなカメラですが、絞り込まれた機能はとっても使いやすいんです。私の手持ち品は黒ボディですがシルバータイプもありました。

	正面 4点式のゾーンフォーカスリング フィルム感度設定つまみ フラッシュスイッチ セルフタイマースイッチ だけのわかりやすい操作部
	背面 フィルム巻き上げノブ ファインダーとフラッシュチャージランプ ※裏ふたは金属
	上面 シャッターボタン 電源スイッチを兼ねたレンズカバー開閉レバー フィルムカウンター
	下面 フィルム巻き戻しボタン 巻き戻しクランク 三脚穴 電池室カバー ストラップは一見固定式、下カバーのねじを 外せば着脱可
	左側面 裏ふた開放レバーのみ
	右側面 なにもなし
	外観上特に目立つシャッターボタン 古くなると溶けてしまう欠陥が・・・
	今のマミヤ製品ではほとんど使われなくなった Sekorの標記
	これが元箱(現存するのは珍しいかも)
	中箱をあけるとこんな感じに収まってます ふたの内側に入っているのが当時の保証書
	カメラと使用説明書 よくとってありました･･･

関連情報･･･マミヤU販促グッズ･･･これがおくのて君だ

マミヤUの主な仕様
形式：35mm判プログラムAEレンズシャッター式ストロボ内蔵カメラ
レンズ：マミヤセコール35mmF2.8、4群5枚構成
シャッター：電子式プログラムAEシャッター(1/8〜1/500秒)最小絞りＦ16
AE連動範囲：EV6(F2.8,1/8秒)〜EV17(F16,1/500秒)・ASA100時
フィルム感度設定：ASA25〜400
ファインダー：アルパダ式ブライトフレーム、倍率0.55倍、カメラぶれ警告表示
焦点調節；ゾーンフォーカスおよび距離目盛りでの目測式
フィルム巻き上げ：巻き上げノブ回転式、セルフコッキング
フラッシュ機構：内蔵ストロボガイドナンバー12(ASA100/m)フラッシュマチック式、日中シンクロ撮影可
セルフタイマー：電気式約10秒(作動中はLED点滅と電子音で表示)
カメラぶれ警告：シャッターボタン半押しでファインダー内にLED点灯と電子音で警告
使用電池：1.5V単4形アルカリ電池・2本
大きさ・重さ：巾115×高66×奥行45mm、約220ｇ(電池別)
発売：昭和56年(1981)7月
発売時価格：\33,800(ケース付き)