今は亡き建物に捧ぐ(旧マミヤ光機株式会社・浦和工場の記録）

07-02-07

このページは、まったく私個人の想い入れのページです・・・
関係も関心もない人から見たら、ただの古い施設や建物・・・

私は昭和５２年（1977）４月にこの会社へ入社・・・そして平成１８年（2006）８月様々な事情から退社・・・勤続２９年と５ヶ月・・・
その間社外での勤務を除いても約２６年間はこの建物の中で仕事をしていたことになります・・・

そして私が退社後、平成１８年１０月、この社屋のある土地が売却・・・１１月から解体工事、早くも１２月にはこの敷地にあったすべての建物や植生が綺麗さっぱりなくなりました・・・

変な話ですけど私の場合は会社そのものより、この建物たちへの愛着がとても強かったのではないかと・・・
売却後解体の話を聞いて・・・どうしても記録しておきたい衝動に駆られ、まったくのプライベートで撮影させていただきました・・・

※撮影：2006年10月26日
※画像上でマウスボタンの左クリックで大きな画像が別枠で表示されます。(横幅800ピクセル)

	事務棟全景(南東角より） 建物は奥行き14メートル、幅が91メートルと言う細長い建物です。 この事務棟が、壁のようになり奥にある工場棟や他の建屋はほとんど見えません。
	正門より、正面玄関・受付・ネオン看板、この看板は後年取り付けられたもの。 夜間は最寄り駅のJR埼京線・南与野駅から良く見えました。 ・南与野より・・・ ・夜のネオン・・・
	正門外より見た社屋。
	事務棟と工場棟間の中庭と2階部分をつないだ連絡通路。 大きな木は、樹齢40数年の桜・・・花の季節は、この木の下で宴会が出来ました。 ・ある年の桜・・・1 ・ある年の桜・・・2 ・ある年の桜・・・3
	事務棟から奥の工作棟まで続く、食堂前の通路・・・ 配管むき出しの天井が、いかにも工場然としていました。 ・元工場棟入り口・・・ ・二階ロビー・・・1 ・二階ロビー・・・2
	食堂内部、自前の厨房で毎日日替わりランチが楽しめました。 内容には文句を言う人が多かったけど、恵まれた環境だったんじゃないでしょうか。
	北側の社員通用門から見た事務棟。 ゴミ置き場と自転車置き場・・・ここに住み着いてた猫たち、どこへ行ったかなぁ。 ・ねこ子・・・
	事務棟と工場棟をつなぐ二階部分の渡り廊下。 左側のサッシ部分は後年作られた喫煙所・・・ この床のPタイルの張替えも自分たちでやったものです。 ・渡り廊下より・・・ ・窓の外・・・芽生え ・絨毯・・・
	事務棟2階部分から中庭を望む・・・桜の季節はこの窓枠が額縁になりました。
	正面玄関を入ったロビー・・・上の写真の窓から注ぐ光が広がっていました。
	南側の外塀・・・約100メートルに亘ってイラストが描かれていました。 写真は東からの図。
	同上、西側から・・・このイラストの存在、意外にも知らない社員が結構いました。
	場内、南西より工場棟の一部。 ・裏手の組合事務所・・・
ここまでの撮影データ カメラ：マミヤ７II レンズ：マミヤN43mmF4.5 フィルム：エクタクローム64